
いえ、ツールだけ使うキーワード選定はオワコンです。
もちろん、筆者もキーワードプランナーなどのツールを使ってキーワード選定はしています。
しかし、ツールを使うだけでなく必ず別な方法も合わせて使っており、これが正しいキーワード選定と言える根拠があります。
この記事では、ここを説明しますね。
キーワード選定には2種類ある
キーワード選定方法には2種類あり....
- ツールを使うキーワード選定
- ツールを使わないキーワード選定
「この二つを併用するべき」がこの記事の主張です。

おそらく、このような方が結構多いはずなので、まずはツールを使ったキーワード選定方法を書きます。
ただ、勘違いのないよう言っておくと、ツールを使ったキーワード選定がダメという訳ではないです。
また、これを知っておかないと、ツールを使わない選定方法が理解できないので、解説しますね。
ツールを使ったキーワード選定
ツールを使ったキーワード選定は以下の手順で進めていきます。
- キーワードの一括取得
- キーワードを三つに分類
- ロングテールキーワードを中心に選定
早速、①から書きます。
①キーワードの一括取得
まずは、自分のブログテーマにあったキーワードを一括で取得する必要があります。
この方法はツールを使うしかないので、以下から自分が好きなツールを選びましょう。
参考:【30選】ブログに役立つ無料ツールを厳選【これで十分稼げる】
お金に余裕がある方は、キーワードプランナーを選ぶのをおすすめします。
というのも、キーワードプランナーは有料ではあるんですが、google公式のツールで一番信頼できるデータだからです。

このような方にはUbersuggesutがおすすめ。
Ubersuugestは無料でキーワードの検索ボリュームまでわかるツールで、しかも一括でキーワードをダウンロードできます。
それが無料できるのは今の所ubersuggestだけなので、かなり使い勝手が良いです。
Ubersuggestでキーワードを一括取得する方法
キーワードを検索し「CSVで出力」という部分を押せば、自分が検索したキーワードの関連キーワードと検索ボリュームが一括でダウンロードできます。
ダウンロードしたら、次は2つ目の手順。キーワードを分類していきます。
②キーワードを三つに分類
なぜ三つに分類していくかというと、キーワードには3種類あるからです。
- 検索ボリュームが多いビッグキーワード
- 検索ボリュームが少なく稼げるキーワード
- 検索ボリュームが少なく稼げないキーワード
検索ボリュームが多いビッグキーワード
検索ボリュームが多いビッグキーワードは、その名の通りたくさんの人に検索されるキーワードです。
ただその分狙っているライバルも多く、このキーワードでブログ記事を検索の上に上げるのは難しいタイプ。
検索ボリュームが少なく稼げるキーワード
検索ボリュームが少なく稼げるキーワードは何かというと、例えば「ポケットwifi 購入」みたいなキーワード。
その分、このキーワードを元に書いたブログ記事が検索上位にいけば、そこから売り上げが立ちやすい。
だからこそ「ポケットwifi 購入」のようなキーワードは稼げるキーワード。
検索ボリュームが少なく稼げないキーワード
検索ボリュームが少なく稼げないキーワードは何かというと、例えば「ペットボトル工作 自由研究」みたいなキーワード。
なので、アフィリエイトしても稼ぎにくいですよね。
こういった3種類に、キーワードを分類していきましょう。

確かに手間はかかりますが、この手順を省いてはダメです。
なぜなら、次の手順で3種類のキーワードに優先度が振り分けられるから。
③ロングテールキーワードを中心に選定
いよいよキーワードを選定していく手順。
ここがキーワード選定の中でも重要で、かつ間違いがちなポイント。
よくやりがちなのは...
- 稼ぎやすいキーワードを選ぶ
- なんとなくキーワードを選ぶ
- 記事を書きやすそうなキーワードを選ぶ
実は、よくある間違い。
ブログを作ってから間もない方・初心者の方は、検索ボリュームが少なく稼げないキーワードから選びましょう。
なぜここから選ばないといけないかというと、検索ボリュームが多いビッグキーワードはアクセスを集めやすい分ライバルが多い。
つまり、初心者や始めたてのブログは太刀打ちできません。
なのでロングテールキーワードを中心に選定していきましょう。

どちらも必要ですが、どちらかといえば検索ボリュームが少なく稼げないキーワードが優先です。
そういったキーワードで勝負してもいいんですが、始めたての場合はアクセスが集まりにくいはずです。
3種類のキーワードの優先度
- 検索ボリュームが少なく稼げないキーワード
- 検索ボリュームが少なく稼げるキーワード
- 検索ボリュームが多いビッグキーワード
上の優先度で記事を書くと、初期のブログだとしてもアクセスが集まりやすいですよ。
ただ0か100かという訳ではなく、検索ボリュームが少なく稼げるキーワードだったとしても狙えそうなキーワードが見つかれば、狙いましょう。
要するに、ライバルがいなければ良い訳なので。
こういった形が、ツールを使ったキーワード選定の正しい方法です。
ツールを使った選定方法だけだと不十分な理由
ただ、今書いたようなキーワードプランナーやubersuggest等ツールを使った方法だけだと、現状厳しいです。
なぜなら、この方法は何万人・何十万人のキーワード選定をしている人達が使っている手法だから。
簡単に調べられる方法だからこそ、ロングテールキーワードだったとしても、ライバルサイトがすでに記事を書いていたりする訳です。
なので、今からツールを使わないキーワード選定の方法を解説していきます。
とはいっても、やり方はそんなに難しくないです。
ツールを使わないキーワード選定
- あなたのブログテーマを検索する読者
- あなたのブログテーマについての悩みを持っている人
これを想定し、彼らの悩み・疑問に思うことを徹底的に洗い出しましょう。
例えば、当ブログやYoutubeチャンネルの場合...
- ブログの最初の一歩でつまづいている人
- ブログの立ち上げかたやアフィリエイトの方法が分からない人
- ブログを運営する中で「これがったらいいなあ…」というニーズ
- キーワード選定、ジャンルの選定、無難で抽象的な内容ではなく具体的なノウハウ
こういったブログ初心者にフォーカスした動画や記事を作っています。
これはキーワード選定して動画や記事のテーマを選んでいるだけではなく、ブログについての悩みを持っている人を想定し、そういった人たちの悩み・疑問を徹底的に洗い出した結果なんです。
参考:お宝キーワードの見つけ方【初心者でも月5万を安定的に稼げる手法】
そもそも、ツールを使って出したキーワードを元に記事を書いて、読者の悩みに本当に寄り添った記事にできるでしょうか。
ブログの記事は読者の問題や悩みを解決するためのものなので、出発点は読者の悩みからが正しいのではないでしょうか。
しかし、ブログをやってみると、ツールで出てこないキーワードで検索している読者の数も結構多いことに気づくはず。
このニーズこそ、競合が少なく自分が勝てるキーワードなので、ツールを使ったキーワード選定と合わせてやっていきましょう。
今回は以上です。